とぶくんの怖ーいブログ

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ぽわーいトンネル

 

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[ぽわーいトンネル]

「山奥の村の近くには森がある。その北に今は使われていない、もう30年程使われていないといわれるひとつのトンネルがある。そのトンネルは決して短くなく、2km程である。トンネルの中は草であふれ、木がはえているところもある。そのトンネルは1.39kmの地点で壊れていてその先は進めない。」
E君が言うとG君は、
「なにそれー。ぜんぜん怖くないじゃん。そのトンネルで人が死んだわけでもな
いのに。」
「そういう人がそのトンネルに行くと、壊れていて行けないはずなのに、トンネルの向こう側にいけるんだ。」
「じゃあ行ってみようよ。」
「それが無理なんだよ。」
「Why ?」
「場所がわからないんだ。」
そのとき、Sさんが言いました。
「わたし、知ってるかも。」
ということで、三人で行くことになりました。
駅からバスで2時間、そこから歩いて20分、小さな集落に着きました。
二つの農家の間に幅1.4mくらいの細い道があります。
そこを進んで1kmほど、そこは山の中。木が茂っていて、暗い道。
 
 
すると、あの「トンネル」があるのです。
 
「へえ、これかあ。」
 
すると、G君が、
「わーーーい!」
と言ってトンネルの中に入っていきました。
 
E君とSさんは急いでG君を追いました。
「待ってー!」
やっと追いつくと、もうそこはトンネルの奥で何も見えません。
 
するとG君は言いました。
何かおばけを来るようなことばないの?
 
Sさんは、
「あ!ぽわーい・ぽわーい・ぽわーいっていう言葉があるよ!あ!言っちゃった!」
 
 
G君は
「ぽわーい・ぽわーい・ぽわーい・ぽわーい・ぽわーい・ぽわーい・ぽわーい」
と大声で叫びました。
 
 
 
 
すると・・・
 
 
 
「ぽーーーーーーーーーーー
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい」
 
聞こえました。
 
 
三人は、
「うわーーーーーーーー!」
と言って必死に逃げました。
 
 
 
 
ぽわーいぽわーいぽわーいぽわーいぽわーいぽわーいぽわーいぽわーいぽわーい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トンネルにいま入ってきた出入口はなくなっていた。
 
 
 
 
 
 
 
だからもちろん、
 
 
 
 
 
 
 
 
さようなら

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